日本には桜があり満開時には、みんなで楽しみます。これを施設に入所している方も楽しんでいます。日本の施設というのは高い塀や鉄の扉で囲まれたものではなく、施設の外であるとかもしくはその中で楽しみ、ピクニックをするというような方もいらっしゃいます。
一方で、そのような施設について地域移行を進めていくということも極めて重要であると考えています。グループホームでは約15万人が生活をしております。施設から移行された方も多くいます。
そのようなグループホームからさらに一人暮らしを目指していこうというご指摘もいただいています。非常に重要なご指摘と考えています。
厚生労働省としても障害者にしっかりと寄り添いまして、地域移行、地域生活というものを支援してまいります。以上となります。
私たちは、この回答を聞き、厚生労働省との認識に大きな隔たりを感じました。施設入所者の中には、未だに何十年も自由に桜を楽しむことができない方もいます。地域で住みたくても住むことを諦めている方もいます。
しかしながら、厚生労働省の担当官も地域生活を支援していくと述べているように、私たちはこの現状を政府をはじめ多くの方々と建設的な対話を重ね、隔たりを埋め、障害者権利条約に基づく障害のある人もない人も、同じ桜の木の下で、互いに気兼ねなく花見ができる(地域で暮らせる)社会をつくっていきたいと考えています。
そんな思いを、日本全国から桜の写真とメッセージともに表現したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。ぜひ、好きなところで、大好きな人と、エピソードも添えて写真をSNSへUPしていただけると、とても嬉しいです。
沖縄の桜「ヒカンザクラ」が日本一早く満開になり、見ごろになっています。心が躍ります。つい、散歩している足を止めて、桜を眺めてしまう幸せな気持ちになります。今日、沖縄市の八重島公園でいろいろな人たちと会話をしながら幸せな時間を過ごしました。そのときの写真をシェアします。
イベント名 | 生きたいところで桜をみるプロジェクト |
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開催日時 | 2023年2月1日~5月31日 |
注意事項 | 他人を傷つけるような投稿はご遠慮ください。 |
イベント名 | 生きたいところで桜をみるプロジェクト |
主催者 | 国連の障害者権利条約第1回対日建設的対話参加者有志 |
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住所 | 茨城県つくば市2-12-7アウスレーゼ1階 |
TEL |
029-859-0590 |